2018-10-23 冬の記憶 短歌 少年の花の墓標に夕空と切り離されて沈む鉄筋 唇に届かなかった火の名残は排水溝に消えたのだろう 踏まれない雪がどこかにあることを祈る顔して飴玉を噛む 強風が放置自転車ひたすらに殴って明日はきっと快晴